前庭疾患から肺炎、肺癌、脳への転移で14歳2か月で虹の橋を渡った姫の思い出。あまりにも急で心が追いついて行かず彼女の死を受け入れることが出来ませんでした。でも、やっと姫に「ありがとう」って伝えられるようになりました。最後まで生きようと頑張っていた姫の急変から虹の橋を渡るまでの記録と、あの子と暮らした幸せの日々を振り返ります。
初めての月命日
10月12日は姫がお空に旅立ってから1ヶ月が経ちました。
毎日同じことを繰り返す日々の中で、唯一違うのは姫がいないことです。
家族のことや家事をしている時、孫が来ている時は何も考えずにいられるけど
ふと一人になった時や、疲れて横になった時、夜ベッドに入る時などちょっとしたシーンで姫が居ない寂しさを全身で感じます。
スマホで撮影した姫の動画を観るのがずっと怖かった
動画を観るといないことを実感してしまうから寂しくて寂しくて
でも先日、保存されてる写真や動画を観てみようと思って開いた
2018年。姫が10歳の時の動画には、毎朝のルーティンが残されていました。
毎日一緒に寝てるのに、パパが起きて来た時はとにかく嬉しいようで
一緒に起きてきたのに「嬉しい」を全力で表現する甘える姫が映っていました。
微笑ましい2人を見て、気持ちは穏やかだったのに自然と涙がポロポロ溢れていました。
メッセージを書いたお線香
車で15分くらいのところにディアペットというペット専用の仏具屋さんがあるのだけれど
棺を買いに行った時に、メッセージが書けるというお線香も購入しました。
16本入っているので、パパ、ママ、長男、次男、三男、四男、長女夫婦の8人で2本ずつ
それぞれレイニーへのメッセージを書きました。
お線香を焚くとメッセージが浮き上がって来るものなの。
11月29日は姫の四十九日なので、その日が最後の1本になるよう逆算して14日からお線香を焚きます。
存在を知らせてる?
ここのところ不思議な出来事があります。
一人になった時だけ感じるのですが、ある時は私が仕事をしていると後ろにある姫と先代犬のれんの祭壇からガサゴソ・・・って聞こえてきました。
ふと振り返っても何も見当たりません。
その時はそれで終わったのですが、翌日はリビングからガサゴソ・・・って聞こえてきました。
見に行ったけどやはりなにも変わった様子はなく・・・
そしてまた翌日。
またもリビングからコトコト・・・コトコト・・・って音がしたんです。
もしかしてレイニーが「ここにいるよ。ママの側にいるよ」とか「ご飯は~」とか「おやつの時間じゃない?」とか知らせてるのかも?って思っちゃいました。
腹時計が正確な子だったので、もしかしたら催促してたのかも?
もし今度、同じことがあったらちゃんと時計を確認してみよう。