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わんことの暮らし|”娘”のいない寂しさが日々追うごとに増す

虹の橋
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前庭疾患から肺炎、肺癌、脳への転移で14歳2か月で虹の橋を渡った姫の思い出。あまりにも急で心が追いついて行かず彼女の死を受け入れることが出来ませんでした。でも、やっと姫に「ありがとう」って伝えられるようになりました。最後まで生きようと頑張っていた姫の急変から虹の橋を渡るまでの記録と、あの子と暮らした幸せの日々を振り返ります。

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ひとりが辛い

夫や子供たちが仕事や学校に行ってしまうと

家の中は私ひとりだけになります

誰ともしゃべることのない時間は寂しさが増すばかり

今までどれだけの時間姫に話しかけていたのか

どれだけの時間、姫と過ごしていたのか計り知れません

家の中は姫がいた時と同じまま

リビングや寝室にある姫のベッドもそのままで

顔を寄せると姫の匂いがします

姫がお空に行ってからは

姫のご飯やおやつを用意することもなくなり

時間が長すぎて何をしていいのか分からず

ただ家の中をウロウロしてることもあります

息子たちが出掛けていない夫と2人だけの夕飯のときも

気がつくと会話が少ない

2人がどれだけ姫に話しかけていたのか

姫が夫婦の会話の中心になっていたのかを思い知らされました

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夜が特に辛くなる

夜は私が先にベッドに入り

夫はひとりでテレビを堪能したあとリビングのベッドで寝ている姫を抱っこして

寝室のベッドに寝かせると言うのがルーティンでした

今は、姫を連れてくる代わりに

姫の祭壇のライトを消すと言うのが夫のルーティンになりました

夫はすぐに寝てしまうけど私はなかなか眠れません

そんな時ふと姫のことを思い出してしまいます

隣にある姫のベッドをモフモフしながら姫の存在を感じたり

スマホに保存されている姫の動画や写真を見たり・・・

でも、それがとっても辛いんです

だって、そこには

日向ぼっこをする姫

キラキラした目をする姫

楽しそうにお散歩してる姫

私を一心に見つけている姫

トコトコ歩いたりご飯やオヤツ待ちをしてる姫

美味しそうにおやつのヨーグルトを食べてる姫

そうなんです

そこには動いてる姫が映ってるんです

声を出さずとも涙がポロポロ流れて来てしまいます

今ではインスタで自分の投稿を見ることも辛い

姫がお空に行ったことを受け入れることが出来たから「ありがとう」と言えたけど

きっと心の奥深くでは信じたくない気持ちが根強く残っているんだと思います

全てを受け入れたら、きっと立ち直ることが出来きないと分かっているんです

14年って長いようですが私にとって姫との14年はとても短いものでした

もっと一緒に居られると思ってた

だから、辛かったあの時のことは決して思い出そうとしません

封印ということではなくきっと心の中から消去しようとしているのかも

ただ、姫が頑張っていた姿は忘れません

私たちを幸せにしてくれたことも

みんなを笑顔にしてくれたことも

でも、姫がいないことが本当につらくて苦しい・・・