わんちゃんのご飯はフード派?手作りご飯派?
おやつまで手作りするという方もいるかと思いますが、かつて私もわんこご飯を手作りしていました。
しかし、現在は完全ドッグフードに切り替えました。
なぜ手作りからドッグフードへ?
その理由とドッグフードや手作りご飯で感じたメリットデメリットをお伝えしようと思います。
ドッグフードと手作りご飯
手作りご飯の場合
近年、わんこの手作りご飯は知られていますが、手作りご飯を推奨する医師とドッグフードを推奨する医師がいるのもご存じですか?
私も3年ほど前までは、朝晩手作りご飯を与えていました。
犬には食べられない食材や中毒を起こすものなど、気を付けなければいけない点もあるので気を使います。
だからと言って神経質にならず、与えられないものを調べるより、”与えられるものを与える”と切り替えてみてください。
主食はもちろんタンパク質ですが、肉ばかりでは栄養バランスも気になるところ……。
ただ、わんちゃんは野菜や炭水化物などの消化は苦手な様子。
医師によっては、肉だけ与えれば大丈夫という声もありますが、それではあまりにも大雑把。
私は、食べられない食材をピックアップして、食べられるか食べられないか分からない食材に関しては与えずにいました。
ネット上に情報が溢れていますが、桃は大丈夫という情報があったりダメという情報もあったりと、どれを信用していいのやら……。
そんな時は、強制的にダメな部類に分けてしまいます。
手作りご飯の食いつきも良かったですが、とにかく食いしん坊姉妹なので出されたものはきっちり食べるという感じ。
タンパク質によっても違いましたね。
牛肉はアレルギーが出やすい食材なので、ほとんど与えていませんでしたが、誕生日やお正月、クリスマスといったイベントの時には少しだけ上げていました(しかも黒毛和牛)
焼いている時の匂いはヒトでもそそられますが、特にシュナ子たちは私の周りをウロウロ…ウロウロ…と徘徊して、めちゃくちゃ邪魔でした。
手作りご飯の材料
与えていた野菜は、大根、ニンジン、ピーマン、白菜、ジャガイモ、葉物野菜、パプリカ、サツマイモ、キュウリなどなど。
ネギ科やニラ、ニンニクなどは中毒を起こすので与えませんし、それらを切ったまな板や包丁もしっかり洗って使うか、反対側を使うなど慎重に取り扱っていました。
また、シュウ酸カルシウムが多く含まれているものは、避けていました。
果物はリンゴ(すりおろしたもの)、イチゴ、バナナ、メロン、スイカくらいですかね。
ただ、糖分があるのでたま~におやつであげる程度でした。
タンパク質は主に鶏肉やサーモン。
鶏肉はササミが多かったのですが、時々もも肉やムネ肉、砂肝もあげていました。
豚肉も赤身をあげたり、魚はサンマやイワシ、鯛、鱈、マグロ、カツオなど、その日に手に入ったもの。
牛肉は先ほどお伝えした通り、ご褒美肉で♡
ご飯やうどんも少量だけ加えていました。
あとは、我が家のシュナの大好物として”パン”
パンの袋をガサっとしただけで、すっ飛んで来る~
目をキラキラさせておねだりしてくるので、わんこ用のおやつパンを常備していました。
でもなぜ手作りご飯からドッグフードに切り替えたのか、その理由もお伝えしていきます。
メリットとデメリット
手作りご飯のメリットとデメリット
手作りご飯の個人的な見解でのメリットとしては、
・わんちゃんへ愛情を掛けていると実感出来る
・色々な味を楽しませてあげられる
・ドッグフードより水分量が多いこと(わが家のシュナたちは水を嫌がって飲まないため)
夕飯の支度をするときに、まず最初にわんこご飯の準備をしてから夕飯の支度を行いました。
別に面倒でも何でもなく、当たり前の毎日でしたが、気が付いてみると毎年”季節の変わり目”に胃を悪くして病院に連れて行ってたのです。
ほとんどが5月頃と11月頃。
ちょうど半年間隔になります。時々、1か月くらいずれることがありますが、カルテにもだいたい年2回同じくらいの時期に来院しているとあったそうで。
・消化がいいように、よく煮ること
・何を食べさせていいのか迷うこと
・栄養が足りているか、バランスがいいのかが心配
それからしばらくして、突然お腹を壊し始めたのです。
白い子より黒い子の容態が悪く、白姫は2~3日で回復したものの、黒姫は1か月以上かかりました。
食事も思うように取れず、動きもフラフラ……ガリガリに痩せてしまって、一時はどうなるかと…。
原因は分かりませんでしたが、もしかしたら”あずき”?
それ以外に考えられませんでした。
黒姫は娘の家族で、普段は白姫と同じものを食べているわけではありません(手作りご飯でしたが)
ただひとつ、その時はある同じものを食べていたのです。それが小豆。
獣医師は小豆は関係ないと思うというものの、他に思い当たるものはなく……。
ネットで調べても小豆は大丈夫とありましたが、うちの子たちに小豆が合わなかったのか、それとも小豆と何かの相性が悪かったのか……。
いずれにしろ、”死に掛けた”ことがトラウマになって、それ以来ドッグフードに切り替えることにしたのです。
掛かりつけの獣医師も、手作りご飯にはあまりいい顔しなかったので、このさい!と思って。
ただ、全部のわんちゃんがダメというわけではないので、誤解しないでくださいね。
しかも、小豆が原因と決まったわけではないので。
ドッグフード選びも慎重に!
我が家では、ドッグフード選びは慎重に行っています。
なぜなら、「これは表示しなくてもいいよ」という決まりがあるので、ハッキリ言って”何が入っているかわからない”からです。
なので、我が家ではおやつも慎重に選んでいます。
ササミジャーキーってありますが、それっていかにも加工してありますよね?というものは選びません。
高くても信頼できるものを重点に置いています。
ドッグフードの基準は、人が食べてみて美味しいものです。
まず、試食品をトリミングサロンで頂いたり、取り寄せたりして見ました。
わんこたちが食べてアレルギーを起こさないかどうかを確認します。
フードが合わないと、涙やけしたり口の周りの毛が変色したりするので注意深く観察。
何日か食べさせてみて、涙が多くなったと感じればそのフードは合わないと判断し、手足をよくなめるようになった、痒がってる、口の内側の毛が茶色く変色した……など、色々な角度から観察します。
結果、我が家のシュナ子たちに合っているのはモグワンとカナガン、グリーンドッグさんの”ヤムヤム”、シュプレモのウェットタイプでした(ドライは毛が変色しました)。
今は、モグワンを中心にあげていますが(ふやかしています)、yamyamも捨てがたい!
ただ、yamyamはお値段的にも高いので、トッピングとしてあげています。
うちはかつおが好みで、匂いはまさにカツオそのもの!美味しそうな匂いがします~
モグワンにはサーモンが入っているので、わんちゃんにはおすすめです!
ドッグフードに切り替えてから、年2回の体調不良も無くなり、特に白姫の方は11歳になった今でもジャンプ力1mを維持しています。
わんこご飯のまとめ
わんこご飯は、飼い主さんそれぞれの考えがあると思います。
あくまでも我が家の例としてお伝えしているので、すべてのわんちゃんに当てはまるものではありません。
ドッグフードひとつでも合う合わないがあるので、涙焼けしていたり、足裏や口の周りが変色してる場合、病気以外に食べ物の可能性も考えてあげてください。
少しでも元気に長生きしてくれることを祈って。