わんこを家族に迎える時、ケージを用意することが多いと思います。
お留守番の時はケージで待たせたりするご家庭も多いかと思いますが、普段からケージを使わないご家庭もあるかと思います。
使わなくなったケージはみなさんどうしてますか?
今回は、我が家のケージ再利用法をご紹介します。
ケージのリサイクル方法
我が家びシュナは、パピーのころから脱走の常習犯で、小さい体でケージをよじ登って脱走するおてんば娘でした。
屋根がないタイプのものだったので、「脱走カモン!」状態。
トイレの勝手に覚えてくれたため、粗相はないので”脱走”に根負けして自由奔放に育てました。
暑い時は涼しいところに、寒い時は暖かいところに自分で移動できるのもメリットのひとつだと考えたからです。
ワンコの寿命はヒトより短いので、出来るだけ好きなように生活させてあげたいと思いました。
しかし彼女、外に脱走したことも2回ほどあるのです。
車の通りの少ない場所ということや、私が体を張って車の通行を阻止したこともあり、2回とも何事も無く済みましたが、万が一のことを考えただけでも体が震えます。
本人は「いぇ~い♡」という感じではしゃいでいましたが、大人3人がかりで大汗かきながら捕まえた覚えがあります。
2回とも、私ではなく家族の不注意だったんですけどね。
なので、特に脱走には神経を尖らせています。
何かあってからでは遅いので。
そこで、しまっておいたケージを再利用することにしました。
ケージで通せんぼした
ケージを4分割して、幅の小さいほうと大きい方を1枚ずつ使います。
玄関の長さに合わせて大きい方×2、小さい方×2でも大丈夫です。
2枚の柵を(少し隙間が出来るように)結束バンドで繋ぎ合わせます。
4~5か所で大丈夫だと思います。
柵を閉開するためにキャスターを取り付けるのですが、1カ所だけだと高さが違ってちぐはぐになってしまうので、すくなくとも3ヶ所は付けた方がいいです。
元々、ただの柵なので取り付ける場所はないので、同じく結束バンドでしっかりと固定します(ローラーの向きにも気をつけて)
キャスターは、家で保管している物があれば利用して、なければ購入してくださいね。
プラスチックのでも十分です。
次に、動かさない方(扉替わりじゃない方)をしっかり固定します。
我が家は下駄箱があったので、そこにフックをつけて柵をひっかけて固定しています。
これだけだと、わんこは鼻で開けてしまうので磁石で閉開させることにしました。
本当は横向きに付けたかったのですが、つけられなかったため縦にしていますがこれでも大丈夫です。
我が家は元々、DIYが好きで20年ほど前から色々と作っていたので”小物”材料だけは工具箱に色々あったので買わずに済みました。
これで玄関を開放しながら掃き掃除をすることもできるし、なによりも脱走防止になりました。
出入りも楽ですし、わざわざゲートを買わないで済んだので結果としてOKです。
残った2枚の柵の利用法
他の2つの柵は、押し入れ部分で利用しています。
幅の狭い押し入れの両脇に、板を取り付けて柵を乗せてS字フックを付ければ、バッグとかぶら下げられるので便利です。
上部に隙間を開ければ、ボストンバッグなどの収納スペースにもなります。
このほか、窓を開けるときに窓と網戸の部分に差し込んで飛び出し防止にしたり、立ち入り禁止場所につけたりと固定せずに使う場合もあります。
色々と使い道があるので、ご家庭で不要となっているものがあればぜひご利用になってみてください。