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愛犬の子宮内膜症と乳がん、後悔ばかりが先立つ。

犬の病気
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ある日突然だった。

白姫が出血して避妊手術はしてないので生理かと思ったが、何やら様子がおかしくてかかりつけの動物病院に連れて行った。診断の結果は「子宮内膜症」とのことだった。さらに乳にしこりも見つかり検査してみると「癌細胞」は出なかったものの、乳がんを発症していることも分かった。

白姫は避妊手術は受けていなかった。

医師によると、生理後には内膜症を発症しやすいとのことだったけど、これまで子宮内膜症といった症状も出なかったのは、ある意味幸運だったとも言える。

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リウマチ

13歳になった今。

子宮内膜症とリウマチと乳がんが見つかるなんて……。(子宮蓄膿症ではない)

ウンチを一度に出さずに何回かに分けてするようになったので、なんでかな?と思ってたけど、どうやらリウマチによる痛みでいきむ体勢をしているのが辛かったんだとろうと言われた。

リウマチに関しては、季節変わりに発症しやすいとのことで、今回は注射を1本打ち2日間の投薬を行った。

注射は、幻覚や幻聴が見られるようになるかも?意識が朦朧としてフラフラするから気を付けるよう言われる。

すでに病院からの帰りにはその症状がでて、「スースー」鼻を鳴らしてた。

家に戻ってきた後は、ふらふら~ってしながらも歩こうとしたけど、途中でペタンでうつ伏せになる。

歩けないって感じで、すごくドキドキしたけど黒姫は何度か注射をしてるので、娘にどんな状態だったか聞いてみた。

ふむふむ、じゃあこれが正常な状態なのか。

そうは思っていても、やはり不安はぬぐえない。

ごはんは左右にゆらゆらしながらも完食し、その日の夜はピクリともせずに爆睡状態。

翌朝、まだ元気がないような感じだった。

娘に聞いたところによると、黒姫は夕方遅くに注射してその日の夜は爆睡。翌朝はめちゃくちゃ元気だったらしいけど、白姫はなぜ大人しいのか?

マジか・・・。ドキドキする。

でも、夕方になったら「あら~いつも通り♡」

モッリモリのウンチを一度にしたし、パパが返ってきた時は走り回って喜んだ♪

リウマチの痛み気づかなくてゴメンよぉぉぉって反省した。

ちなみに肝臓疾患は何日間かの投薬以降、投薬なしで改善した!詳しくは後日お知らせします。
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子宮内膜症

リウマチの薬と同時に、子宮内膜症の止血剤と消炎薬も出てた。

でも翌日になっても止血しなかったから怖くなってまた動物病院に連れて行ったの。

そしたら、止血には時間が掛かる「1週間~10日くらい様子見て」って言われた。

そういうことか。焦ったぜ

でも3日くらいしたら出血も収まって、日に日に元気になっていったの。

ふぅ・・・一安心。・・・ってしたのも束の間。

何より心配なのは乳がんだ!

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乳がんと筋腫

内膜症のお薬が飲み終わったので動物病院に電話したら、ちょっと様子見って言われたのでしばらく観察してたの。

兄の1周忌が控えてたけど、こんな状態で置いてはいけない。

なので、夫と長男・次男・四男に行ってもらって、病院に行くことになった場合のことを考えて三男を残してもらった。

そして当日。

白姫が夜中に下痢ピーして、朝再び出血した。

日曜日の早朝6時半だったけど動物病院に電話したら院長が出て、9時からなら診れるよって言われたので、休診日だったけど連れて行くことにしたの。

主人たちは7時前に出発しちゃったから、ひとりでいるのが心細いし時間がすごーーく長く感じて、ドキドキしちゃった。

でも動物病院の駐車場に居れば、何かあればすぐに入っていけるという安心感から、三男に抱っこしてもらって8時半に病院駐車場に到着。

診察券を出して車の中で待機してたら、8時45分に受付の方が呼びに来てくれた!

症状を伝えたら、先生がゴム手をつけて小指の先に軟膏をつけたと思ったら、白姫のお尻の穴にズボッと・・・。

そりゃー白姫だってビックリするわな。

お、お、お尻ーーーーー!ひえぇぇぇ。

お尻の中に何かがあって、それを出そうとして下痢する場合もあるってことで確かめたらしいけど、特に問題は無かったみたいで良かった。

先生がゴム手をピチって外した時、液体らしきものが跳ね返って私のおでこを直撃。

何とも言えず微妙な感じ・・・だ

とりあえず抗生剤を増やすことになったけど、出血との因果関係が不明だって。

うーん。血液検査も問題ないし、なんだろうな・・・って先生もクビをひねってた。

で、ふと気が付いた。

「生理ってことないですかね?」

ってことで、血液を調べたら生理だった。

なるほど、先生がクビを傾げるのも無理ないか(笑)

診察室を出たら受付の人が「先生がもう一度診たいっていうのでいいですか?」と言われ、再び診察室へ。

えっ?何?何?と思ったけど、乳がんの状態を診たかったらしい。

仰向けにして乳ひとつひとつ確認したんだけど、その時に乳がピュっと飛んで再び私の顔面を直撃。

先生「あぁ、これは乳だな。」

私の心の声「そーだよ!乳だよ!しかも顔面直撃したよ!」

もう笑うしかない。

乳がんは両方にあるから、手術は2度行うことになった。

で、白姫は股のところに筋腫があるから(検査で良性)乳がんの手術の時に、子宮摘出と筋腫も取るってことになった。

まずは、お腹の抗生剤を飲み終えたら、子宮内膜症を予防する抗生剤を飲んで体調を見て「手術に耐えられるかどうかの検査」をすることになった。

大丈夫であれば、その日に手術日を決めるってことになってる。

今は、内膜症を予防するための抗生剤を飲んでて、それが明日で無くなる。

明後日には検査しに行く予定。

手術日が決まったら、しばらくトリミングが出来なくなるのでファニーテールさんでトリミングをしてもらう予定。

ちなみに、黒姫は9月24日に避妊手術と片方の乳がんの摘出手術を終え、抜糸も完了。

3日後にネットを外すことになってる。

黒姫も左右両方にしこりがあるので、2回に分けて手術を行うことになってるの。

参考までに、手術前検査(血液検査・レントゲンなど)は1万5千円くらいで、手術代は7万5千円くらいだったそう。手術代には、子宮摘出と片方の乳がん摘出が入ってて、歯石も綺麗に取ってくれてた。

おじいちゃん先生だけど腕は確かで、私はこの先生に任せていれば大丈夫という安心感がある。

 

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今回のことを踏まえて。

ご飯もしっかり食べられるようになった!滑らないようにカーペットを敷き詰めた。

避妊手術に対して、自然がいいと言う方もいれば避妊手術は必要だと言う方もいて、考え方はそれぞれだと思う。

確かに、全身麻酔で行うデメリットもあるし悩みどころではあった。

悩んで悩み抜いた結果、手術を受けない選択をしたけど今回、こんなことになって改めて「子供の頃に受けていればよかった」という後悔の念に押しつぶされそうになった。

娘は「手術を受けなかったから別の病気にならなかったのかもしれないじゃない。受けてたら違う病気になってたかもしれないと考えるようにした、じゃないと自分を責めちゃうから」って。

確かにそうかもしれない。

犬には閉経がないので生理は一生続くらしい。

ヒート中はストレスにもなるし、落ち着きがなくなったり、食欲不振になったり見てる方も心配になったりする。

床やカーペットも血だらけになるし布団やワンコのベッドも血だらけになる。

そして、避妊手術を行っていなければ、ほぼ100%の割合で乳がんが発症するそうだ。

そう言ったことを踏まえ、避妊手術を行うことで子宮系の病気になる確率が減るのであれば受けた方がいいと思った。

何より、血を見ることが無くなるのは安心感にも繋がる。

そして、私は白姫を最後に2度とワンコを家族に迎えることはないと決めている。

もう、こんな辛い思いはしたくないのだ。