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わんことの暮らし|急変から虹の橋を渡るまでの記録①

虹の橋
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前庭疾患から肺炎、肺癌、脳への転移で14歳2か月で虹の橋を渡った姫の記録。あまりにも急で心が追いついて行かず彼女の死を受け入れることが出来ませんでした。でも、やっと姫に「ありがとう」って伝えられるようになりました。最後まで生きようと頑張っていた姫の急変から虹の橋を渡るまでの記録を残します。

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咳の原因

突然、咳が出るように

咳が出始めたのは、前庭疾患から回復途中の時でした。

抱っこするときにアヒルの鳴き声のような咳をするので気になって病院に連れて行き、レントゲンで気管虚脱と診断されました。

ネブライザー吸引と器官を広げるお薬、抗生剤、ステロイド(プレドゾニン)を処方されます。

お薬を飲んでいる間は、抱っこする以外咳は出なくなりましたが、お薬を飲み終えた翌々日にはまた咳が出始めます。

これを3回ほど繰り返しますした。

しかし、今度は咳の感じが変わり息苦しそうにしていたので朝一で病院に連れて行きます。

入院

レントゲンを撮ったところ肺炎になっていることが判り

体内酸素も少なかったようでそのまま酸素室に入り入院となりました。

待合室からは姫のいる酸素室が少し見えるのですが、夕方にご飯を持って病院に行った時、酸素室の中をウロウロしていました。

腹時計が働いたようです。

酸素室に入ったまま食べさせたあと、通常の酸素濃度にならせるため

呼吸が早くなったら酸素室に戻す条件で、待合室で抱っこしていいと許可が下ります。

抱っこしていたら安心したのか居眠りし始めました。

でも、30分ほどで呼吸が早くなってきたので酸素室に戻し、翌朝のご飯を預けて帰宅します。

翌日、すぐにでも会いたいという気持ちを押さえながら夕方まで待ち

それでも、いつも夜ご飯を食べさせる1時間前に病院に向かいました。

入院している様子は分からないので不安でしたが、

前夜は院内を歩かせてもらったようで、見ていてくれてるんだと安心。

4日目の朝には退院できるとのことなので、入院3日目には酸素ハウスをレンタル(初回のみ31400円)しました。

退院の日

翌日には酸素ハウスが届き、すぐに使えるよう夫と2人で設置し大急ぎで姫を迎えに行きましたが、その日はなぜかグッタリしていました。

血液検査で脱水症状が出ているとのことで、補水点滴をしてもらいます。

経過を確認したいので、しばらくの間は3~4日に一度診察に来るよう言われました。

また、1日2回のネブライザー吸引を行うため、病院が無償でネブライザーを貸し出してくれました。

入院費は3日間で4万円台(レントゲンやその他モロモロの処置費用とか全て込みです)

家に戻る頃には元気になって来て、いつも通りスイカやメロンのおやつを少しずつ食べて

夜にはご飯を催促してきてしっかり完食。

基本は酸素ハウスでの生活ですが、酸素マスクでも大丈夫だと言われたので手作りしました

リビングのベッドで寝かせる時は、口元に酸素マスクを当てていました。

ずっと酸素ハウスのなかじゃ可哀想すぎるので。

それでも、呼吸が荒くなった時は酸素ハウスに戻し必ず誰かがついて居るようにしました。

ところが……