【避妊・子宮筋腫摘出・乳腫摘出】手術。白姫は10月18日に3つの手術を同時に行い、当日の18時に連れて帰ってきました。迎えに行った時には私と主人の声を聞いてスースー鳴くものの軽くパニックを起こしている様子だった。先生の説明を受ける前に連れて来られてしまったため、話しも出来ないままとりあえず帰宅。今日は手術当日と術後4日までの流れと状態をお伝えしようと思います。
手術当日。
前日まで超元気だったのに当日に出血&お腹を壊した。
当日はお水はOKだけどご飯は抜き。
白姫は朝8時にご飯なんだけど、いつものようにウロウロしながらご飯待ちしてた。
いつになってもご飯の匂いがしない・・・ってことで、「なんで?」という視線がめっちゃ熱い。
これに耐えるのが私にとっての第一関門。
とにかく熱すぎる視線を感じつつも、目を合わせないようにして動き回って時間を潰すしかない!
でも、8時頃に出血。
これは生理の血ではないと判断し(生理が来てから3週間ほど経過していたため)、10時に連れて行く予定だったけど早めに病院に向かった。
病院到着は9時過ぎ。
受付の女性は、空気を読めない若い子(この子に当たるとハズレだと思う)
感情があるのか無いのかわからない、愛想が良くない子。
娘もこの子のことは好きではない。
なぜ君は動物病院に勤めてるんだい?と聞いてみたくなる。
女子「体調の方はどうですか?」
私「さっき出血したんですけど、たぶん生理ではないと思います」
女子「少々お待ちください」
・・・・・・・・・・・・5分後。
女子「一度診察するのでお待ちください」
10分後くらいに呼ばれて診察室へ。
はい、ここで名医登場(笑)
*本当に名医なのであえて名医と呼んでます。
名医「うん、出血してるの?」
私「そうです、日数的にも生理ではないと思ったので早めに連れて来たんです。あと、朝からお腹の調子が悪くてウンチを6回くらいしてます。3回目から緩めで4回・5回目はゼリー状のものも一緒に出て、6回目はゼリー状の物だけ少し出ました。」
名医がカルテを見ながら「この子は何度もそういう症状になった事あるよね?」
私「そうです!」(白姫は胃腸が弱いの)
名医「じゃあ、お腹の調子を整える注射をして預かりましょう。」
そして、点滴のようなパックを持った名助手が登場。
首にスッと針を刺して注射して、終わったらそのまま「お預かりします」って連れて行かれてしまった・・・。
後ろ髪を引かれる思いで診察室を出て、主人と共に車に乗る。
手術は午前の診察時間が終わった後に始まるけど、それまでの数時間姫は心細いだろうな・・・と思いながら、私もご飯が喉を通らず飯抜き。
思い出さないよう、買い物したり部屋をプチリフォームしたりして気を紛らわせていた。
姫が帰ってきたらきっと大変だろうと思ったので、夕飯の支度も終えてから5時過ぎに自宅を出た。
手術代の清算もあるから、銀行に寄ってとりあえず10万だけを用意。
黒姫の手術代(乳腫と子宮摘出)が8万ちょいだったので、筋腫摘出の分だけ白姫の方が多いと判断。
各種内訳は最後にお知らせしますね。
帰宅
迎えに行った時、またもやはずれの助手が受付にいた(チッ)
可愛い顔してるのは認めるけどマジで不愛想だよね~
私「〇〇です。お迎えに来たんですけどちょっと早かったかしら?」(17時45分ころ)
女子「お迎えですね。少々お待ちください」とバックヤード(笑)に行く。
少ししたら呼ばれたので主人と診察室に入る。
なにやら混んでるし名医も忙しそうにしてる・・・
ドキドキ・・・ドキドキ・・・。
黒姫の時は、摘出した腫瘍とか子宮とかを見せられながら、「ここがこうなってたんだよ」って説明を受けたので何言われるかドキドキしてたんだけど、そこに女子が最初に姫を連れて来た。
「え?今??」と思っている間にリードを渡される。
不覚にも受け取ってしまった・・・
姫は私と主人の声を聞いて分かったらしく、スースースースー鳴いてる。
声は聞こえど姿は見えず状態で、軽くパニックを起こしている様子。
そりゃそうだよ。
引き離されたかと思ったら、眠らされて起きたら腹切られてるじゃん!だもんね。
私はどうしていいか分からず、パニックになって動き回る姫のリードを持ってただただクルクル回され、目が回って吐き気を催す。
普通、名医の説明が終わってから連れてくるっしょ?なんで先に姫を連れて来るんだよ、あの助手ホント馬鹿だわ。
こみ上げる怒りを押し殺しながら名医を待つ。
そして名医登場。
姫がパニック状態だし抱っこの仕方も分からないでいたので、私も落ち着かなったこともあり、名助手が姫を診察台に上げてくれて、名医が抱っこの仕方を教えてくれる。
なんとか抱っこ出来たけど、怖いので何も聞かずにお礼だけ言って診察室を出てしまった。
ヤバイよ。これ。
だってお腹を15cmくらい縫ってあるんだもん。
お股にある筋腫も取ってるから、どこを軸にして抱っこすればいいのか分かんないよーーー
そのままそっと車に乗って、主人が清算を済ませて戻ってきた。
家路につくまで姫はずっとスースー鳴きっぱなし。
痛いのか、早くおうちに帰りたいのか、何なのか分からず私もパニック。
家に戻ると姫は「おうちだ!」と認識してさらに暴れる。
落とさないようそっと下ろそうにも大暴れ。
ネットを付けてることもあって、体を何度も何度もブルブル・・・ブルブル・・・
足を滑らせてお腹が床に付いちゃってビクビクしたわ
あらかじめフードをふやかしておいたので、すぐに出してあげたけどパニック過ぎて目に入らない。
「姫!ここにご飯あるよ!姫!」って何度か呼びながら促して、やっとご飯にありついた。
食べ終わったかと思えば、ずっと震えて間接的にゔゔって唸る。
寝てても起きてても震えるし唸る。
これがすっごく怖かった!
姫は元々私たちのベッドで寝てたけど、最近は自分のベッドで寝るようになった。
でも思い出しては私たちのベッドに乗ることがあるし、姫の年齢的なことを考えて私たちのベッドの脚を取ってローベッドにしておいたの。
そしたら、ここ最近は自分のベッドより快適なことを思い出してしまった様子。
術後は、ベッドを占領されたため(主人の寝相が悪過ぎて一緒に寝るのも心配)人間はコタツ組となった。
でも術後2日目からは、私だけベッドで寝てるけど(笑)
私、動かないんで。
でも姫が動くたびに起きるし、ほとんど眠れてないのよ。
当日は私も主人も徹夜して姫を観察してたし。
夜中に急に起きてオシッコすることもあるし、手術のことが怖かったのか急に動きだしたりするからね。
術後1日目
移動難
この日から、毎日消毒に通う。
通えない場合は入院も出来るみたいだけど、我が家は姫も私たちも離ればなれになってられない。
迷わず通いを選択(これも大変だけどね)
当日は、抱っこして病院い連れて行くだけでも大変。
朝、ご飯を食べさせて処方された薬を飲ませて完了。
移動中は振動で痛くないか?と気にしながら、必死になって白姫のお腹を守ってた。
角を曲がる度に体全体で支えるので、イラッとして「もっとゆっくり曲がれない!?」とか「なんでこっちに曲がるの?いつもの道の方があまり曲がらないじゃない!」とか「時短なんか考えなくていいからいつも通りの道を行ってよ!」とか主人に当たり散らしてた。
でもね、最悪だったのは赤信号で止まった時に、脇道(ガタガタの)に入った時。
あのさー信号なんて待てばいつか変わるの。なんで近道しようと思うわけ?支える方の身になってよ!!」と怒ったよ。さすがに。
以来、主人は近道もせずいつも通りの道を走ってくれたけど、私もピンと閃いた。
膝にクッションを敷いて、その上で姫を乗せるように抱っこすればいいんじゃね?
はーい!正解!
超らくちんで移動できた♪
夫よ、怒ってごめんな。
プラス、バスタオルで簡易スリングも作ってみたけど問題なく使用できたのは2日目までだった(笑)
術後4日目には、ほかにいい方法を見つけた(笑)
診察
診察開始時間より早く言って、診察券を入れて順番をキープ。
最近はやたら患者(?)飼い主さんが多くて、ちょっとでも時間がずれると1時間や2時間待ちなんてザラ。
やった!1番のり~
車の中で待っていると、名助手が呼びに来てくれた(早い時は9時前から始まる時もある)
恐る恐る抱っこして診察室に入る。
姫はすぐにブルブル震えだす。
そりゃーねー。昨日の今日だもん。
逃走を図ろうとするのを阻止し、ひっくり返されて消毒。
私は上半身、名助手が脚を押さえて名医が消毒するんだけど、これがまた暴れるのよ。
しかも姫の力はすっごく強くて還暦近い私にとって大変な力作業。(いや、力は使わんな)
トリマーやってた時に押さえ方とか教わってたのでこの辺は知っとるのよ。
消毒が終わりガーゼ?シート?を被せてテープ止めした後にネットを被せて、はい終了!
そろっと抱っこして帰宅したんだけど、帰って来てからまた体をあちこちにスリスリして暴れ回る。
ネットが気持ち悪いんだよね。
姫はネットを食いちぎったりしないから状態は良いけど、黒姫は体中スリスリ(いやゴリゴリするって言ってた)するから術後2日目でネットを変えてもらったらしい。で、その日に変えてもらう前よりもボロボロにされたんだって(笑)
ネットを噛みきって傷に当ててるシートを食いちぎっちゃうことかも多いらしいけど、その辺は大丈夫みたい。
一応、エリザベスカラーに変わるエリザベスウェアも用意したんだけどね。
姫はカラーだと余計に暴れまくりそうだから、舐め防止としてウェアを2枚(汚れた時の替え用に)用意しました。
これは抜糸した後から着せようかなって。
今はまだネットでも大丈夫だけど、カジカジやったり舐めるようになったらエリザベスウェアに変更する予定。
そしてもう一つ。
少し前からリウマチの症状も出ていたようで、この日はリウマチのお注射もすることになった。
手術の痛み止めでは効かない痛みなんだって。
で、またラリッてご帰宅になった。
でも今回は2度目だったこともあってか、薬の効果が切れるまでの時間が短かった気がする。
手術代の内訳
白姫は、乳腫(片方)の摘出、お股にあった直径2cm弱の筋腫の摘出、子宮摘出手術を行いました。
- 麻酔・・・9000円
- 手術・・・45000円(乳腫摘出)
- 避妊手術・・・18000円
- 処置料(たぶん筋腫摘出かな)18000円
- 皮下注射・・・2950円
- 飲み薬(2種類)・・・計2340
- 合計¥98240円(なんと10万弱)
このほかに歯石取りもやってくれてたの!
「全身麻酔した時じゃないとできないからサービスです」って♪
サービスで歯石取ってくれてたなんて!
しかもそれをひけらかすことも無い!
名医、最高だよ~
普通、歯石取りだけで2~4万円くらい掛かるみたいだし。
名医に感謝しかない!
金銭的に余裕がない場合は分割にもしてくれるみたいだよ!良心的~
次回は術後2日~3日目の状態をお伝えします。